広島県府中市の 上下町 を散策してきたよ!
なぜ 上下町 ?どこ?と思う方が多いかもしれませんね。かくゆう筆者もたまたま知っていたんです。それは尾道自動車道を利用して島根方面に撮影に行くのですが、そのときに見る道路案内標識に出ているんです。そして
『面白い地名だな』
と思っていました。しかしいつもそのままスルーしており散策に行った事はありませんでした。今回は短い時間ですがようやく行く事ができたのでは紹介してみますね!
上下町 って?
古くは幕府直轄の支配地である天領であり、石見銀山街道など、政治、経済、文化の中心で栄えていたとのこと。今もその歴史的な町並みが美しく保存されています。私もパンフレットで見た白壁の町並みが気になり今回お邪魔しました。地元の倉敷も天領で白壁の町なんですが、また一味違った雰囲気の町並みでした。まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
上下 キリスト教会
街の中でひときわ気になったのがこの教会でした。白壁の町に教会?と思いながら行ってみると本当に教会でした。旧角倉財閥の蔵として建築された建物を教会堂として利用しており、町のシンボル的建築物として親しまれているとのことでした。そして蔵の上には当時の見晴らし台が残っていて、そこにあるのが十字架と思っていましたが聞いてみると。。。避雷針でした。
画像の右側にある大きな建物が上下キリスト教会です。写真を撮っていると
『庭園がありますが観ます?』
とお声をかけていただきありがたく案内していただきました。この教会のことに限らず地域の自然、文化、街並みの事と詳しく色々案内していただきまたそのお話が面白く、案内をしていただいた方のお名前もお聞きできず、写真を撮るのも忘れて聞き入ってしまいました。反省。。。
翁座
ここも気になった施設です。みつけた瞬間
『面白そう!』
とお邪魔しました。
上下町の娯楽施設として大正期に建てられた施設とのことで、とっても雰囲気の良い舞台が残っていました。
木造2階建て、花道、盆なども残っていました。戦後には映画館などとしても使われていたみたいですね。妻は舞台を見て一言
『日本舞踊の舞台?』
と一言。お邪魔してみると提灯にお名前が
確かに日本舞踊のお方でした。
今回おじゃましたときは工事中で理由をお聞きすると
『中村勘九郎さんが10月に歌舞伎公演するけん補強工事しとるんです』
と言われていました。この広さならめっちゃ目の前で観れるな〜と思いつつお話ししてきました。現在は地元のお祭りのときや観光に利用されています。
まとめ
いかがでしたか?今回は短い時間でしたが次はもっと色々なところを散策してみたいと思える町でした。ここ以外にも資料館や、地元の方のお店などおじゃましたのですが面白くて写真を撮ることを忘れて資料を見たり、お話ししたりでいつのまにか時間オーバーしていました。
最後は上下駅のホームの写真で締めようと思います。実は駐車場の位置がわからず、とりあえず入ってみた駅がいい感じでホームに出てみるとこれがまたいい雰囲気だったんです。そのまま思わず撮影。無人駅でしたがお土産屋さんが併設されていて、優しいお店の方が駐車場を教えてくれました。そこでお土産も購入し町散策に出かけました。ちなみにお店の人に聞いたのですがここの町のロゴマークは思わず
『お〜!なるほど!』
と言ってしまういいロゴでした。画像のどこかにあるので探して考えてみてください。
皆さんもぜひ上下町に行ってみてくださいね!それではまた!
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